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フランスのひな祭り

フランスのひな祭り

Shio Sasaki

パリは少しずつ寒さが緩み、だいぶ日も長くなってきました。
3月末の夏時間への切り替えまであと少し!夏時間になれば気温も上がり、明るい毎日が訪れます。
フランスの人々は、皆、夏時間を待ち遠しく思っています。

 

AREA Tokyo パリ店では、ディスプレイで日本の季節の文化を紹介しています。
今回は、ショーウィンドーにひな人形を飾りました。
近所の人たちは、ディスプレイが変わるたびに「今度の展示にはどんな意味があるの?」と、お店に立ち寄ってくださいます。中には、「日本に行った時に買ったひな人形が、私の家にもあるのよ!」という方もいらっしゃいました!

フランスには、日本のひな祭りや端午の節句にぴったり該当する行事はないと思いますが、毎年1月に子供たちの1年の幸せを祈って行う習慣が別にあるんです。

 皆さん、ガトーデロワというケーキをご存知ですか?

 地方ごとに少し異なりますが、上の写真のホールパイがガトーデロワです。中にはアーモンドクリームが入っています。

パイの中には、フェーブと呼ばれる陶製の小さな人形が一つだけ入っています。フェーブはソラマメという意味で、昔はソラマメを使っていた名残りから、今でもこの人形をそう呼ぶようです。 切り分けて家族みんなで食べる時、フェーブが入っていた人が当たり。当たりの人は今年1年、幸せに過ごせると言われていて、買ったときにパイと一緒についてくる紙の王冠を被って王様になります。 「ロワ」はフランス語で、ずばり「王様」。「ガトーデロワ」は「王様のケーキ」という意味になります。これを何とか子供に当たるようにするのが習慣で、子供の1年の幸せを願う家族の思いが込められています。

 

 

 

 フランスでは、週末に家族みんなで夕食を囲みます。デザートにガトーデロワを用意して、テーブルの真ん中に。そして、一番小さい子供に目隠しをして、大人がパイを切り分けます。切り終わったら子供の目隠しを取り、その子供に誰がどのポーションを食べるのかを決めてもらいます。それから、皆でいっせいにケーキを食べます。

 皆さんも、ガトーデロワを食べる機会があれば、飲み込む前にフェーブが口の中に入っていないかよく確かめてくださいね!

 

 

■店舗名:AREA Tokyo パリ店

■所在地:4 rue de l’université 75007 Paris FRANCE

■Tel. : 33 (0)1 40 13 04 81

■Mail : paris@area-japan.co.jp

 

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